ナベプロセス株式会社

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デジタル印刷 DIGITAL PRINTING

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特徴・優位性

特徴.1 環境に優しい印刷
フレキソ印刷で使用するインキの主流は水性インキです。従って、フレキソ印刷は「環境に配慮できる印刷」として古くから認識されています。
近年では、カーボンフットプリントを推進している企業も多くあり、特に軟包装業界から注目を集めています。
特徴.2 印刷品質/高品質パッケージの実現
フレキソ印刷の特性として、絵柄のベタ部分のインキのりが良く、鮮明な仕上がりを実現できます。
また、版材の進歩により細かい画像の再現性が向上、オフセット印刷と遜色ない仕上がりを実現できます。
フレキソ印刷は、多くの新たな技術開発により進化中であり、すでに多くの技術開発がなされた欧米では他版式に拮抗する評価になり、わが国でも技術的な再認識が始っています。
特徴.3 経済的効率性の高い印刷
在庫の圧縮による総合的コストダウンができます。
リピート品のリードタイムが短く、在庫を持たなくてもその都度のご発注にお応えできます。
また、フレキソ印刷は、版下⇒製版⇒印刷工程が大幅に短縮できます。
特徴.4 多品種小ロット対応
段ボールから軟包材のフィルムまで様々な材質、厚みの被印刷体への印刷が可能です。
クイックチェンジ印刷ユニットシステムでスピーディに多品種小ロットに対応できます。

行程の流れ・対応規格

安心の自社一貫生産体制

フレキソ製版対応規格
製版最大サイズ:1320mm×2032mm
※樹脂版グレードは各種取り揃え可能です。スタッフまでお気軽にご連絡下さい。

フレキソ印刷対応規格

最大通紙幅 :1300mm
印刷可能範囲 :1250mm
最大リール径/重量 :φ1000/300Kg
最小リール径/最小原反幅 :φ 200/400mm
印刷可能色数 :8色
印刷可能ダイン数 :38ダイン※1
コロナ処理度 :Max42ダイン※2
表裏印刷時通紙幅 :500mm
同上印刷可能範囲 :470mm

※1 使用するフィルム基材によりインク転移状況は変化します。
テスト印刷ご依頼の際は、事前に使用フィルムの提供をお願いしております。

※2 使用するフィルム基材・厚みにより処理度も変化します。
各種試薬を準備しておりますので、都度ご確認いただくこととなります。

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フレキソ製版行程

制版データーの作成

制版データーの作成

製版データの作成
画像課より転送されたデータをもとに校了後の青焼きや、校正物を確認しながらフレキソ刷版データを作成します。

バック露光

バック露光

バック露光
データサイズより大きめに樹脂版をカットしバック露光を行います。
バック露光工程では、フレキソ刷版のフロア部を形成する役目があります。

レーザー露光(アブレーション)

レーザー露光(アブレーション)

レーザー露光(アブレーション)
CTPセッターのドラムにバック露光済みの樹脂版をセットし半導体レーザーでフレキソ刷版データを焼き付けします。

メイン露光(UVA)

メイン露光(UVA)

メイン露光(UVA)
CTPにてアブレーションを終えたブラックレイヤー面にメイン露光を施します。
均一でシャープな精度の高い版を作成可能です。

洗い出し現像

洗い出し現像

洗い出し現像
専用溶剤とブラシにより未硬化樹脂(焼付けした画像部分以外)を洗い流します。

乾燥

乾燥

乾燥
洗い出しにより膨潤した樹脂を硬化させる為、温風にて乾燥を行います。

仕上げ露光(UVC)

仕上げ露光(UVC)

仕上げ露光(UVC)
小さな網点や細い線などを確実に硬化させるため後露光を行います。
同時に特殊紫外線 (UVC) により版表面の粘着性を除去します。

検品・断裁

検品・断裁

検品・断裁
仕上がった版と校了後の校正、青焼きを見比べ、ゴミ・カケなどが無いかを目視検品します。
版に不具合が無いことを確認後、面丁に合わせて断裁します。

マウント

マウント

マウント
検品後の版をマウンター機を利用し、専用スリープにセット、両面テープにて固定し版ずれが無いか専用カメラで見当を合わしながら版をスリープに貼っていきます。

PAGETOP

フレキソ印刷行程

印刷準備

印刷準備

印刷準備
ジョブ入力、各指定色インキセット、フィルム通紙、試刷りを行います。

印刷

印刷

印刷
最大8色までの印刷をMAX460m/minのスピードで印刷します。

巻き出し(インフィード)

巻き出し(インフィード)

巻き出し(インフィード)
印刷に使用するフィルムを2本同時にセットして自動で紙繋ぎが可能です。

エッジガイド

エッジガイド

エッジガイド
超音波で通紙されたフィルムの端面を捉え、運転中の蛇行を防止します。

コロナ処理

コロナ処理

コロナ処理
コロナ放電処理装置を使ってインキの接着をより良くすることが可能です。

印刷(センタードラム)

印刷(センタードラム)

印刷(センタードラム)
クロムニッケルメッキ加工を施した圧胴て常時30°Cにて温調制御しています。

印刷(色間ドライヤー)

印刷(色間ドライヤー)

印刷(色間ドライヤー)
各色印刷ユニット間でMAX120度の熱風にて乾燥することが可能です。

メイン乾燥

メイン乾燥

メイン乾燥
全色印刷されたフィルムを最終トンネルドライヤーに通し、MAX120度の熱風で乾燥することが可能です。

冷却ドラム(チルロール)

冷却ドラム(チルロール)

冷却ドラム(チルロール)
メイン乾燥後、暖められたフィルムを15°C制御されたチルロールで冷やします。

制静止画チェック

静止画チェック

静止画チェック
液晶画面で印刷されている図柄等、静止画像で確認する事ができます。

巻き取り

巻き取り

巻き取り
印刷されたフィルムをテーパーテンションを使って巻取ります。

PAGETOP

スリット・梱包・出荷行程

巻返検査

検品・検反

巻返検査
印刷されたフィルムを、3CCDラインセンサカメラにより高精度の品質検査を行います。
ライン速度300m/minで巻返検査できる機械を設備しています。

スリット

スリット

スリット
印刷された広い幅のフィルム類を、製品指定幅に、1mmの誤差も無く正確に切断して巻き取ります。
2系統エアーフリクションシャフトにより安定した巻取形状が可能です。

梱包

梱包

梱包
完成した印刷物を、きれいに包装して商品に傷がつかないように保護します。

出荷

出荷

出荷
商品の最終チェックをし、納品日までに確実にお客様の元へお届けします。

機器説明一覧

■スリッター機仕様

有効幅 400~1300
ロール面長 1400
巻出最大径 Max  φ800
巻出コア内径 φ76.2(3インチ)& φ152.4(6インチ)
巻取最大径 Max  φ600
巻取コア内径 φ76.2~φ76.5(3インチ)
スリット方式 開放直線切り(空中カット)
ライン速度 Max  400m/min
適応素材 プラスチックフィルム・シート
ラミネートフィルム・その他

■巻返機仕様

有効幅 500 ~ 1300
ロール面長 1400
巻出最大径 Max  φ800
巻出コア内径 3インチ紙管
巻取最大径 Max  φ800
巻取コア内径 3インチ紙管
ライン速度 Max  300m/min
適応素材 プラスチックフィルム・シート
ラミネートフィルム・その他