ナベプロセス株式会社

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お客様サポート

画像処理 PICTURE PROCESING

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特徴・優位性

印刷を忠実に再現する為の技術と進化

入稿したデザインデータを、コンバーティングに適した割り付けに展開したり、グラビアインキで印刷再現可能な色域へと調整を加えるなど、印刷工程で使いやすい刷版になるように編集を行います。
弊社では、基本ソフトとしてAdobeCreativeSuiteと専用のプリプレスエディタソフトを使用しています。
画像処理のプロフェッショナルとして最新の画像処理技術を駆使し、ユーザー別にカラー再現シミュレーション管理を行うのはもちろん、画像解析を活用した画像の差分比較による画像不具合等の確認作業にも万全を期しています。
さらに画像イメージに特殊なコードを埋め込むことで、Webコンテンツ等へのトリガーとして、また偽造防止用途としての付加機能の追加を行うなど、多様化するニーズに対応するため、日々進化を続けています。

工程の流れ

画像処理作業は、何種類かの作業工程をまとめた表現の仕方です。

データ入校

データ入校

データ入稿
データ確認を行う。(ウィルスチェック・フォント・使用ソフト等)
最新のVPN網を利用したリモートプルーフ環境、ナベプロセスの Prepress ポータルシステムである Kodak InSite を利用する事で離れた場所のお客様から直接データ入稿が素早く簡単に出来ます。

分色およびフレーム処理

分色およびフレーム処理

分色およびフレーム処理
分色ソフトを使用して、お客様の指示に従って分色作業を行います。
印刷時の版ずれによる隙間を防ぐためフレーム(ひかえ)処理を行います。

カラー分解、画像取り込み、色調整

カラー分解、画像取り込み、色調整

カラー分解、画像取り込み、色調整
カラー原稿等がある場合、スキャナを使用してカラー分解を行います。
お客様より色目指定等がある場合、色調整を行います。

校正物の作成、青焼き・色校

校正物の作成、青焼き・色校

校正物の作成、青焼き・色校
作成したデータを分版ごとに出力し、製造されるシリンダーの柄を確認していただける青焼きを作成します。必要に応じて印刷物を想定した色校正を出力します。

検品

検品

検品
各作業担当者によって出力された校正物を基に、専門の担当者が検品を行います。
検品後各営業担当者に渡し、お客様に出校します。

分色およびフレーム処理とは

印刷機の性能や技術の向上によって現在では印刷時における物理的な精度の誤差は少なくなっています。
しかし印刷時の原反の伸縮や印刷機にセットされた版の見当あわせの精度によって、ズレが生じることによる隙間が出る場合があります。
この隙間により色の境界部分に下地 ( 紙やフィルム ) などが見えてしまうことを防ぐために、隣り合う色同士の一方をもう一方へ太らせて色を重ねることをフレーム処理 ( トラッピング処理 ) と言います。
ただし、フレーム処理 (トラッピング処理 ) は見当のズレを目立たなくする技術なので、見当のズレが無くなることはありません。

弊社では1985 年、同業他社に先駆け画像処理装置(CEPS:color electronic prepress system)を導入したのを皮切りに、職人技術に頼るしかなかったフィルムワークのデジタル化に着手しました。
画像処理ソフトは、Esko Artwork 社で全事業所統一して使用しています。
世界で最も普及している PDF 形式で生産データを資産化しているので、ネイティブに作業ができます。

フレーム処理例

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カラー再現シミュレーション

写真原稿を印刷工程での忠実な再現とロス低減を目的として、色の調整加工を施します。最新の画像処理技術を駆使し、ユーザー別にカラー再現シミュレーション管理を行い、画像解析による色の差分比較で、画像不具合等の確認作業にも活用します。

お客様にデジタル出力された校正物を確認して校了をいただいた場合でも、刷版をお客様に納品して印刷すると出力物と色目が合わない場合があります。その場合お客様の現場では、色を合わすために印刷機を余計に動かし印刷ロスが出る場合があります。それでも合わなければ刷版を作り直しになります。その為にお客様ごとに色管理をし、データ化する作業が大事になってきます。データ化することで弊社出力機で出力したものがお客様のところで印刷したものと近い仕上がりになり、色合わせの為の色目調整作業の延長や印刷会社での印刷ロスも少なくなり作業効率がよくなります。

シミュレーションの流れ

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Kodak InSite 双方向コミュニケーションツール

インターネットを活用して印刷会社、顧客、協力会社等をオンラインで結び、生産効率の向上と相互のビジネス強化を実現

Kodak

WEB環境さえあれば、いつでも、どこでも、アクセス可能!
◆ インターネットにお繋ぎできる環境さえあれば、ご自宅からも、外出先もアクセスが可能
◆ Windows からも Macintosh からもアクセスが可能
最大2GBまでのデータを一度に送受信!
◆ 最大 2GB のデータが送受信可能となり、CD・DVD など不要、コストも削減
◆ 時間短縮にも大きく貢献
オンライン校正により合理的でスピーディに!
◆ アップロードしたファイルを「スマートレビュー」で画面表示
◆ ズームイン表示、分版表示、網%の測定など多彩な機能を搭載
◆ 画面上に修正・変更のコメントが書き込み可能
◆ 複数のユーザーが同時アクセス、データを共有しながら打合せが可能
◆ 全ての内容をレポート化し PDF ファイルとしてローカル保存
◆ 校正にかかる時間・費用を大幅に削減
※「スマートレビュー」で画面表示できるファイル形式は eps/ps/pdf です。

周辺機器

デジタル印刷校正物

Kodak Approval NX

多様なニーズにお応えするためにユーザー別に印刷の仕上がりをシュミレーションした CCM(Computer Color Matching) 技術による各種出力機のデジタル印刷方式で必要な数量をお客様に提出します。 校正物としての確認だけではなくダミーサンプルとして使用も出来ます。

UVインクジェット/Roland LEC-540

UVインクジェット/Roland LEC-540
◆54インチ幅メディアに対応。ロールメディアへの印刷はもちろん、1mm厚までの板状メディアの安定搬送が可能。
◆軟包装フィルムに直接印刷ができ、カラーマネージメントソフトと連動することで、 印刷本機に近い色味を再現できます。
◆LEC-540は「ECO-UV S インク」を使用。220%の高い伸長率を持ち、伸縮自在なシュリンクラベルやプラスチック成型の試作など、曲面への加工を可能にします。

UVインクジェット/Roland LEC-330

UVインクジェット/Roland LEC-330
◆30インチ幅メディアに対応。ロールメディアへの印刷はもちろん、1mm 厚までの腰の強い素材への出力にも対応。
◆軟包装フィルムに直接印刷ができ、カラーマネージメントソフトと連動することで、印刷本機に近い色味を再現できます。
◆LEC-330は「ECO-UV インク」を使用。シュリンクラベルやプラスチック成型の試作など、曲面への加工はできません。

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スキャニングシステム

スキャナは、フラットヘッド(平面)とドラム(シリンダー)があります。
高品質・高精細な CMYK 形式のカラー入力に対応しています。

フラットヘッドスキャナ TOPAZ

フラットヘッドスキャナ TOPAZ
解像度 最大5080dpi
原稿サイズ 最大305×457mm(反射)
最大250×457mm(透過)
倍率範囲 20~2500%

ドラムスキャナ Primescan D8200

ドラムスキャナ Primescan D8200
解像度 最大11000dpi
原稿サイズ 最大645×500mm
(反射・透過)
倍率範囲 20~3000%
立体物が撮影可能な特殊なスキャナ

マルチアングルスキャナ方式で凹凸・陰影が表現可能

サンプル比較例

Fine Scamera-1(スキャメラ)
Fine Scamera-1(スキャメラ)
解像度 200~1200dpi
読取り有効サイズ 300×841mm(厚さ100mmまで可)
読取り傾斜角度 0~40°